原乳の配送から内陸のコンテナ最前線基地へ

牛乳(原乳)の配送からはじまった吉田運送は、2008年、コンテナ輸送の革命である内陸港(インランドデポ)を用いたラウンドユース事業を開始、今では関東最大規模のインランドデポを運営しています。

インランドデポ事業は、それまで海の港と工場や倉庫とのピストン輸送が主だった海上コンテナ輸送を、内陸にコンテナプール(陸の港)を作り、そこで輸入のコンテナと輸出のコンテナをマッチングさせることで、空の状態のコンテナの輸送時間を最小化する画期的なスキームです。

茨城県板東市、栃木県佐野市の二拠点にて関東最大規模でインランドデポを運営してまいりました弊社は、コンテナ集積地としての特性を生かし、コンテナイゼーションベースへと業務を深化させ、運送業、地方創生に貢献してまいります。

アフターコロナ、アフターオリンピックの世界、そしてその中の日本において、弊社が果たすべき役割を新たな「Vision2023」として掲げます。

高機能インランドデポ事業

内陸の港、インランドデポの高機能化をさらに推進してまいります。
2019年にサービスリリースした、「コンテナ預かりサービス」はコロナ禍における物流、製造のバッファとしてお役立ていただきました。また「保税機能」を強化し、内陸港での通関を推進してまいります。これにより海港の労働環境、自然環境の保全に貢献いたします。その他にも、リーファーコンテナ(冷凍・冷蔵)対応や、その発展形としてフードロスにも大きな貢献が見込まれる瞬間冷凍コンテナ対応、危険物対応、コンテナリペア(修理)など、コンテナ集積地に求められるものへの網羅的な対応を進めます。

インランドデポパートナー事業、CM(コンテナマッチング)数上昇

約10,000CM/年※にのぼる関東最大規模の運用実績で培ったノウハウを各地の運送業者、海運業者に提供いたします。コンテナ扱い数でも、地方港に匹敵する規模になります。弊社ではインランドデポ同士の連携を深め、利点をより強め、荷主や消費者などすべてのステークホルダーに価値を還元いたします。
CM数の上昇は海上コンテナの効率化の達成の目安として、重要な指標であると考え、2023年までに、パートナーでの取り扱い数も含め、120,000CM/年を見込んでおります。

ノウハウ提供によるパートナシップ構築は国内から始め、段階的に海外への展開を計画しおります。SOC・COCをシェアリングするコンテナグリーンユースの普及にも力を入れ、船社・国境を越えたマッチングの仕組みを推進してまいります

※CM(コンテナマッチング)とは、インランドデポでマッチングしたコンテナ数をあらわす単位です。

新規事業:アンドコンテナ

コンテナ集積地としての特性を生かし、コンテナ販売事業を開始いたします。コンテナは、物を運ぶ容器としてだけでなく、住居や店舗など建物としての活用が世界で広まっています。運送業から始まった弊社ですから、コンテナの販売だけでなく、輸送・設置、撤去、一時預かりなど他にない利点を生かし、新たな価値としてのコンテナライフをご提案いたします。

原乳の輸送から始まった弊社は、コンテナイゼーションベース運営を通し、物流の効率化とコンテナの高度利用を推進することで、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献しながら、広く事業を展開してまいります。

◆VISION2020記事◆